interview 03 S.H

産業を動かす、
唯一無二の確かな手応え。

先輩社員インタビュー Interview

三輪精機を知ったきっかけと、
入社の決め手を教えてください。

もともと自動車業界を志望して就職活動を進めていましたが、三輪精機を知ったのは大学の合同企業説明会です。
商用車用のエアコンプレッサやキャブチルトシステムといった製品において、国内トップクラスのシェアを誇っていることを知り、その安定性と専門性に魅力を感じました。

工場見学で訪問した際も、現場の雰囲気がとてもよく、社員の方々の親切で誠実な対応も後押しとなり、入社を決めました。

実際に入社して感じたギャップはありましたか?

製造業というと、年齢層が高くて堅い雰囲気のイメージがありました。
しかし実際には若手社員も多く、和やかな雰囲気で、年次を問わずに意見もしやすい環境です。想像よりずっと風通しがよいと思います。

現在の担当業務と、
仕事のやりがいを教えてください。

設計部として、お客様が求める製品をカタチにするため、構想段階から実現まで幅広い業務を担当しています。
具体的には、製品の構造検討から設計計算、図面作成や実験、もちろんお客様や仕入先との仕様調整など、多岐にわたります。

一番のやりがいは、製品の“最初のアイデア”の段階から、設計が実際に形になり、最終的には量産されていくまでの過程を間近で見届けられることです。
さまざまな方と協力しながら進め、自分の仕事がしっかりとカタチになって社会に出ていく――その感覚は、何度経験しても嬉しいですね。

学生時代の学びで、
今の仕事に活かされていることはありますか?

三輪精機は油空圧機器を扱っているため、設計における流体の流れを考えるときは、「流体力学」の知識が役立っていると感じます。
とはいえ、業務では分からないことばかりでしたが、丁寧な研修制度と周囲の方のサポートで、安心して学べました。キャリアに応じた研修カリキュラムもあるので、入社後も継続的に成長できる環境が整っています。

入社後、自分の成長をどのように感じていますか?

入社当初は、何か課題に直面するたびに、先輩や上司のアドバイスを受けながら対応していました。
その都度、どう考えればよいのか、どこに着目すべきかを丁寧に教えていただいたおかげで、少しずつ考える力が身についていったと感じます。
自分なりに解決の糸口を見つけ、「次はこうしてみよう」と自発的に動けるようになったことで、より裁量をもって、やりがいを感じながら働けるようになりました。

特に印象に残っているプロジェクトはありますか?

入社1年目のとき、初めて設計を担当したプロジェクトですね。
右も左も分からない中で、先輩方にアドバイスをいただきながら何度も試行錯誤を重ねました。お客様からの要望を実現できたときの達成感は格別でしたね。
それ以降のプロジェクトへの自信や意欲にもつながる経験でした。

三輪精機の魅力はどんなところですか?

設計から組立、検査までを自社で一貫しておこなっているため、ものづくりの面白さや達成感を強く感じられる点です。
また、1年目から設計を任せていただけるなど、若手にも活躍の場があり、成長できるチャンスが豊富にあります。現場でのものづくりを極めたい方にとって、ぴったりの環境だと思います。

会社の雰囲気や
社員の人柄について教えてください。

気さくで話しやすい方が多く、分からないことや困ったことがあれば気軽に相談できる雰囲気があります。
仕事の合間には自然と雑談が生まれるような温かな空気感もあり、こうした人間関係のよさが働きやすさにつながっていると感じます。

休日はどのように過ごしていますか?

土曜日は学生時代の友人などと出かけることが多く、日曜日は趣味の楽器を楽しむなど、家でゆっくりと過ごしています。
オンとオフをきちんと切り替えられる環境で、どちらも充実できていると感じます。

最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

就職活動では、業界や職種にとらわれず、幅広く会社を見ることが大切だと思います。
これまで気にしていなかった業界でも、自分に合った社風や仕事のやりがいを見つけられるかもしれません。
三輪精機を初めて知ったという方も、ぜひ一度、工場見学で私たちの働く現場を見てみてください。